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アブラキサン1クール3~5日目 [抗がん剤(アブラキサン)]

大変すぎて忘れそうなので取り急ぎ備忘録として

<3日目>
朝目覚めると手足が何だかこわばっているようなしびれを感じる。
時間の経過とともにだるさという疲労感がともないはじめる。
午後から免疫クリニックに予約していたため出かけるが
今回の大雨のせいか到着した1時ごろにはかなりぐったりとし、横になりたいくらいだった。
幸いなことに温熱ドームやらなにやらの中で数時間横になっているだけだったので、
帰るころには少し楽になった気がした。

夜になると手足のこわばりのようなものは全身に広がった。
そのこわばりとともに締め付けるような痛みを血流にそってジンジンと感じるようになる。
ベットに入ってからは痛みはひどくなる。
あえて言うなら高熱を出したときのような感じで、
体がこわばり、体の節々が痛く、その痛みが強烈な感じ。
とにかくじっとしているのも辛く、
もらっていた痛み止めのトラマールを飲もうか迷う。
トラマール自体にも頭痛や吐き気と言った副作用があり、
この痛いのが深夜に向けて強くなるのか、今の時点がピークなのか迷ったから。
結局飲まなかった。
夜中に何度も目が覚めて寝付ける状態ではなかった。

<4日目>
気のせいか昨晩より楽か?と目覚めたときは思ったが、
階段を降りるときの足が浮ついて自分の足じゃないくらいおぼつかなく、
手すりづたいにやっと一階へ。
ゆっくりだけど階段の上り下りやトイレに行くくらいはなんとかできた。
逆にトイレに行くくらいがやっと。
こんなに動けなくなることに笑いすら浮かんでくるが、
笑うと同時になさけなくて泣きそうになった。
昼頃になると昨晩トラマールを飲もうかと迷った時くらいに痛みが強まったので、
今回は迷わず飲んだらしばらくして楽になった。(痛みは半減くらい)
夜になると痛みよりはこわばりとしびれが両手足に残っている程度になった。
ただその手足はジンジンとしていて自分のものじゃないようだ。
少しでも楽になればと半身浴をすると少しは楽になった気がする。

この日は集中力はなくほとんど寝て過ごす。
本を読むのは無理。(頭が働かない)
テレビなどをただ眺めてじっとしているのが一番楽だった。

3,4日目総じて食欲はある。
お通じは3日目にあったきり、便秘気味。

<5日目>
とにかくだるい。
手足のしびれはまだ少しある。
お昼までの記録。
さっきボルに噛まれた。
感染症とか大丈夫かしら。消毒はしたけど。

※追記
お昼以降の5日目は痛みはほとんど抜けて、
手足のしびれとひどい倦怠感だけとなった。
ただ起き上がっているのがしんどいのでひたすらベッドとの友好を深める。
夜はひたすら足のしびれとひざ下のひどい筋肉痛で寝られず。
ボルに噛まれたことで何か変化はなし。良かった。

今後のために残しておく。
いずれしっかりまとめたい。

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アブラキサン1クール2日目 [抗がん剤(アブラキサン)]

今日も薬剤師さんのお話の通り特に異変はなかった。
体が元気なうちの今がチャンスとばかり免疫アップのために岩盤浴に行ってきた。
体を温めるのはしびれ予防になるらしい。

昨日の夜はなんだが寝付けず今朝からグズグズするうち夕方になってしまった。
副作用とかそういうのとは関係ないと思うけど物を考えられずぼーっとしているかな。
本屋に寄っていつもなら読みたい本が何冊かあるけれど見るだけに留まる。
たぶん簡単に言うと調子が出ない。
気分的なものだね。

でもとりあえず元気です。^^
このままいけるといいのだけど。
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抗がん剤治療初日(アブラキサン1クール初日) [抗がん剤(アブラキサン)]

若干の緊張をしつつ、10時半の外来へ向かう。

月曜の今日は込み合っているのか珍しく1時間ほど待ちました。

呼ばれてから化学療法をやるかやらないかを保留にして先日終わっていたため、

主治医が「どうするか決めた?」と関係のない他の患者さんの書類を書きながら聞いてきた。

書きながら他のこと聞けるんだー。さすがだねーと変なことで感心した。

「はい、やれることはやろうということにしました。」と言った私に見せた

「やることにしたんだ。」一瞬の主治医の表情が、気のせいかホッとした表情のように感じた。



そして問題の薬の組み合わせは主治医と薬剤師が相談してくれて、

乳癌にも卵巣癌にも使用されるパクリタキセルを入れることになった。

パクリタキセルと同じものだけど、

昨年だか今年だったか認可されたばかりの新しいアブラキサンという薬を使うという。

これは従来のものが生理食塩水やブドウ糖と希釈しながら点滴するために

長い時間を点滴に要すのにくらべ、

アルブミンという添加物を加えることで水に溶けやすくして点滴時間が短くて済むもの。


で、そのアブラキサン(3週間1回×4)+FEC(3週間1回×4回)で6カ月行うことになった。

主治医曰く、副作用はFECのほうが強く出ると思うから

はじめにFECで精神的にダメージを受けて途中でやりたくなくなっちゃうよりは

アブラキサン(副作用は主に関節痛と筋肉痛、しびれ)から始めたほうがいいだろうとのこと。

もうその辺の順番は先生にお任せした。


そのごあらためて薬剤師さんからアブラキサンの副作用の説明を受けた。

1,2日目はこれと言った症状は出にくい。

3~5日目が関節痛や筋肉痛、しびれなどが出てくる。(これは大抵の人が出る)

2週目に入ると非常に白血球が減り、いろんなことで感染しやすくなるので特に気を付ける。

3週目の後半でやっと白血球数が増えてくる。

脱毛はする。

内容は了解できたのでいよいよ化学療法室へ向かうことになる。

でもこの時間ですでに12時半くらい。

お腹すいた~と腹ごなししてから治療に向かったわけです。


022-(4).jpg
主治医が診察後にすぐオペが入っているということで、

看護士さんが「悪いわね~、先生いなくなっちゃうからポートだけ入れさせて」と

早速、主治医に装着させられました。

(私、このあとこのまま外に食事行っちゃった。笑)


それで緊張気味に化学療法室へ入ると、この間覗いたときよりずいぶん奥行きもあって広かった。

リクライニングチェアーとベットと選べるらしい。

チェアーはざっと見ても10台はあったかも。

私はリクライニングチェアーに座った。

はじめアレルギー防止の点滴が30分。

そのあとアブラキサン30分。

仕上げに生理食塩水を流して終わりになる。約1時間ちょっとかな。

023-(4).jpg

上の乳白色のがアブラキサンなんだけど、

ちょっと大きいミカンくらいのサイズのくせにこれを打っただけで数週間後には脱毛もするし、

関節痛もやってくるんだなーなんてひどく感心したし、

これが抗がん剤の威力なんだと怖くもなる。

いざこうやって目の前にしても自分の皮膚の入る直前まではまだ拒否できるぞと

往生際の悪いことを落ちてくる乳白色の液体をガン見しながら思ったりしてた。(笑)

そして何かにつけて気にかけてくれる看護士さんがありがたかった。

気分的にやけに優しく感じてしまった。私だけかしら。

点滴中はいろいろな思いが浮かんで消えた。途中ウトウトしたりもしてた。^^


初日は特に何も出ない人が多いという薬剤師さんの言った通りだったと思う。

その言葉を信じて夕方は買い物のためフラフラしていた。

ほんの少し疲れやすい気がしたけどそれ以外は本当に何もない。

さて、明日は。

副作用を軽減させる漢方が2種類と整腸剤が処方されたので飲み忘れに気をつけなければ。

※追記
この日の診療費 73,880円
処方薬代     1,920円
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