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商売のやる気 [日記・雑感]

お店を開いているのにやる気あんのかな?と思うお店の話。

知人が履物屋をどんな感じか覗きに行くというので、

私も~と連れ立ってその店に立ち寄った。

雑然と軒先に並べられた草履やら、下駄やら。

いかにも田舎の売れない靴屋のような雰囲気。

狭い店内に埃こそかぶっていなかったけれど、微妙に色あせた鼻緒の草履が並ぶ。

安くてもほどほどのものが見つかれば儲けものとは思うけど、

お値段を見て驚いた。

高価そうに見えない下駄に8万円の文字。

お洒落でもないし、品質も良さそうにはとても見えない。

他にも商品と金額の釣り合いの悪いものがたくさん。

銀座の一等地でも8万出したら相当な一生モノが購入できそうなのにと思わず黙ってしまった。

早々に店を出て、知人と「あれどうなの~~~~~!」と笑ってしまった。

商売する気があるの?と思うお店でした。


もう一軒。

近所に唯一ある呉服屋さん。

一見、ただの民家の様で、とても入りづらい雰囲気。

掲げた看板でかろうじて呉服屋さんなんだとわかる。

隠れ家的な、敷居の高い感じではなくて、

これまた田舎の、昔は商売やっていたけど、

閉店したので今は自宅の玄関と兼用になっちゃってます。というような廃れた感じ。

近づいてみて初めてガラス越しに帯が飾ってあって、一応営業しているようだと思う。

ある時、「着物丸洗いできます。」という手書きの張り紙が目に留まった。

あ、営業しているのね。と、お値段だけ尋ねてみようと引き戸に手を伸ばした。


・・・・・・カギ掛かってんじゃん。

たぶん、数少ない貴重なお客(私)のうちの一人だったと思うのに、意味ないじゃん。

何のために営業してるフリ(勝手にフリと決めつける)してるのか。


これらの店は、お店で収入を得る必要がないのかしら。

と疑う。

いろんな店があるもんだ。

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