本当に驚いた。

前回の記事に書いた、アルバイト・パートの内定を頂いた翌日に出稼ぎ職場で驚く事が起きていた。

なんと、本社との吸収合併で今いる会社がなくなるというのだ。

現社員は今の仕事とは違う仕事をする形で本社へ転籍し、

派遣社員の私は、平たく言えばクビである。

いままで派遣で働いたことのなかった私は、派遣社員の怖さを目の当たりにした。

相次いで部署長と社長から「大変申し訳ないが、決まったことなので・・・」と私に詫びが入った。

内心、（いやいやもうすでに次が決まっているから全然問題ないよ？）と思いつつ、

現在の派遣では次の更新はしないことを告げなくてはいけないなあと、

その切り出すタイミングのことばかりが頭を巡った。

まずは直属の指示者の先輩に伝えるのが先・・・なのだが、

先輩のほうが結構シビアな立場に立たされていて、会社の最終的な解体をむかえる夏までは

何とか支えて欲しいと言われてしまった。

気持ちはわかるが、夏までいても先がないしな。

精一杯やって、今回更新した期間いっぱいなのよね。

そして、実はもう一人派遣社員がいて、その人も会社の解体と同時に契約解消となる。

仕事中もぼんやりしていて少し気の毒な感じ。

私より年配で、今回の仕事もようやく掴んだふうだったので、

次の仕事探しも苦労してしまうのかもしれない。

とにかく、間一発、無職になるのを回避できた自分の行動のタイミングに驚いたが、

会社の解体なんて、初めて遭遇したからそっちのほうが驚いた、という話でした。