SSブログ

老後の人生どんな感じ? [日記・雑感]

老後も今の生活を維持するということについて。
(ここでいう老後とは一定収入が年金以外ない定年後の年代という前提です)

先日テレビで、ずっと賃貸住まいだった浅田美代子さんに
60過ぎたらどこも部屋を貸してくれないから家を買いなさいと
不動産に詳しい樹木希林さんがマンションを勧め、
なるほどと思った浅田さんはマンション購入をしたという話を聞いた。

私も独身で賃貸派の方が家を購入することは賛成だ。
もちろん、独身で残す人もいないのにという考えもあるし、
まだ購入する力があればという前提だけれど。
(収入が少ないのに無理に買えという話ではありません。)
なぜなら家賃というのは生活費の支出の中でかなりの比重をしめ、
なおかつ、そこに住む限り必ず死ぬまで払い続けるお金だからだ。

そして前述のテレビの話のとおり、独居老人に新たに部屋を貸してくれるオーナーは少数派だ。
先日ニュースでも(5/6 朝日新聞記事より)
「所得の少ない人やお年寄りらの賃貸入居を「断らない住宅」を増やそうと、国土交通省が始めた制度に登録された住居の数が、目標の0・4%にとどまっている」
なんて流れていたくらい、見通しは明るいとは言えない。


まだまだ現役世代で働いていると、なかなか自分の老後は考えにくい。
でも時間はあっという間で30代もあっという間だが、40代や50代なら倍速になる。
早いうちに定職を失った後の家計のシミュレーションをしてみるといい。

家賃がいくら、
光熱費がいくらかかっているのか、
自動車は持ち続けるのか、
食費はいくら、などなど生活にかかる諸々のお金を、
一体ひと月にいくら使っているかを把握する。

65歳以降はやらない趣味や払い済みになる予定の生命保険などは入れなくていい。

毎月の支出を把握することがまず大事で、
今の生活レベルと同じような生活を送りたければ最低限、毎月今と同じ収入が必要になる。

国民年金だけ払い続けてきたひとは恐らく年金は月6万くらい。
厚生年金を払ってきた人は収入によって違うけれど、国民年金よりは少し多いだろう。
で、無収入になった将来の自分は家賃も払って生活費も必要だけど、
年金だけで生きていけそうか?ということだ。

なぜこんな記事をいきなりアップしているかというと、
私の周りの人間があまりに将来のことを考えていない人が多くて、勝手に心配したからだ。
(FPのはしくれのはしくれですが、ちょっと言いたくなったの。)

そういう自分自身も今のままだとちょいと危ない。
でも、少しずつだけど行動には移している。


年金に頼れる世代ではないからこそ、自助努力しないと。
自分の人生シミュレーションをたててみるのも、その努力のうち。
何が足らなくて、どこが不安か理解するために有効だ。
不安要素がどこにあるのか理解すればあとは行動するだけ。

「将来のことを考えない」のをやめて、どこかで一度考えてみると、
頭が整理されてスッキリできるかもしれない。
と思った次第。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

邦題が不思議。うかつだった ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。